「共産党巡る「ひるおび!」八代弁護士の対応、志位委員長は納得せず「虚偽発言への撤回・謝罪になっていない」」

以下、東京新聞(2021年9月13日 16時51分)より。

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 TBSの情報番組「ひるおび!」の10日の放送で、レギュラー出演する八代英輝弁護士が日本共産党について「まだ暴力的な革命というのを党の要綱として廃止していない」と発言し、八代氏が13日の番組で「申し訳ありませんでした」などと発言したことについて、共産党志位和夫委員長は同日、ツイッターを更新。「コメンテーターの発言は、『暴力的な革命を党の要綱として廃止していない』という虚偽発言への撤回・謝罪になっていない」として、八代氏の謝罪に納得していないことを明らかにした。

志位和夫委員長のツイート

 八代氏の10日の発言については、13日のひるおびで、アナウンサーが「日本共産党の綱領にそのようなことは書かれていませんでした。訂正しておわびします」と謝罪した。
 八代氏も「私の認識は閣議決定された政府見解に基づいたものでした。一方、日本共産党はそれをたびたび否定していることも併せて申し上げるべきでした。申し訳ありませんでした」と話した。
 しかし、志位委員長はこの発言について、「虚偽発言への撤回・謝罪になっていない」とツイート。
 さらに、志位委員長はフリージャーナリストの江川紹子さんが「八代氏のは、自分の発言は政府の見解に沿ったもの、という『弁解』であって、共産党綱領にないことを『ある』とした虚偽コメントへの『謝罪』とは言えませんね」とのツイートを引用した上で、「江川さんのコメントに感謝します。日本の民主主義のためにもフェイクを横行させてはなりません」とつづった。