「エンゼルス大谷が2号2ラン 本拠で滞空時間の長い一発」

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以下、朝日新聞デジタル版(2019年5月19日12時57分)から。

 大リーグ・エンゼルス大谷翔平(24)が18日、本拠でのロイヤルズ戦で、今季第2号となる2点本塁打を放った。「3番・指名打者」で先発出場し、六回1死一塁で迎えた第3打席。初球の91マイル(約146キロ)をとらえ、右翼席へ滞空時間の長いアーチを描いた。

 本塁打は打者として復帰6戦目だった今月13日以来で、本拠のエンゼルスタジアムでは今季初めての一発。大谷はこの一打で、6試合連続安打をマークした。

「丸山氏発言に「発想の先は破滅だけ」沖縄戦を生き抜いて」

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以下、朝日新聞デジタル版(2019年5月18日12時30分)から。

 北方領土をめぐり「戦争」に言及した丸山穂高衆院議員(35)。北方領土と同様、敗戦で外国の統治下に置かれた沖縄では憂慮の声が上がる。その一人で、学徒として沖縄戦を生き抜いた元衆院議員は「力で相手をねじ伏せる発想の先には、かつてたどった破滅の道しかない」と、警鐘を鳴らす。

 古堅(ふるげん)実吉(さねよし)さん(89)。1990年から衆院議員を3期務めた。自身の戦争体験を子どもに語ることもある古堅さんは、50歳以上若い丸山氏の発言を新聞で見て目を疑った。「まさか政治家が戦争をけしかけるような発言をするとは……」

 丸山氏は11日、北方四島ビザなし交流の際、訪問団長の元島民に「戦争しないと、どうしようもなくないですか」などと詰め寄った。団長は「戦争はするべきではない」と繰り返した。

 この団長と古堅さんはともに89歳。45年に旧ソ連軍の侵攻で故郷・国後を追われた団長。古堅さんは、県民の4人に1人が亡くなった沖縄戦の体験を重ねる。

 米軍が沖縄本島に上陸する前日の45年3月31日、沖縄師範学校1年生で15歳だった古堅さんは「鉄血勤皇隊」として動員された。「ありったけの地獄を集めた」とも言われる地上戦。被弾した上級生は「あんまー(お母さん)!」と叫びながら亡くなり、同級生はすぐ隣で吹き飛ばされた。

(後略)

(藤原慎一)

「大リーグ、大谷は5試合連続安打」

以下、共同(2019年5月18日15時4分)から。

 【アナハイム共同】米大リーグは17日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアナハイムでのロイヤルズ戦に「3番・指名打者」でフル出場し、五回に5試合連続安打となる中前打を放って4打数1安打、2三振だった。チームは5―2で快勝した。

 ダイヤモンドバックスの平野はジャイアンツ戦で1―0の六回1死満塁のピンチで登板し、1回1/3を無安打無失点、2三振と好救援した。勝敗は付かず、チームは7―0で勝った。(共同)

「丸山氏の辞職勧告案、野党6党派が提出 自民は難色」

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 立憲民主党日本維新の会など野党6党派は17日、北方領土返還に関連して戦争に言及した丸山穂高衆院議員(維新が除名)に対する議員辞職勧告決議案を共同提出した。自民党にも共同提出を呼びかけたが、難色を示したため、野党のみで提出した。

 衆院議院運営委員会で野党筆頭理事を務める立憲の手塚仁雄氏が同日午後、衆院の事務総長あてに提出した。ただ、辞職勧告決議案は可決されても法的拘束力はない。丸山氏は議員辞職しない考えを表明している。

 丸山氏は11日、北方四島ビザなし交流の訪問団の一員として国後島を訪れた際、酒に酔った状態で団長の元島民に「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」と質問。さらに「戦争しないと、どうしようもなくないですか」とも発言した。13日に都内で記者団に「謝罪し撤回する」と釈明し、14日に維新に離党届を出したが、受理されず除名処分を受けた。

 

「田原総一朗氏「無知蒙昧な発言」 丸山議員に広がる怒り」

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 日本維新の会は14日、北方領土返還の手段として戦争を正当化するかのような質問を元島民にした丸山穂高衆院議員を、除名処分とした。ビザなし交流のさなかに飛び出した発言に、与野党などから一斉に批判の声があがった。

 北海道では、戸惑いや怒りが広がった。

 「戦争のために我々は島をとられて苦労した。だから戦争は絶対してはならない。そんなことをまさか国会議員が言うとは……」

 歯舞群島(勇留〈ゆり〉島)の元島民で、千島歯舞諸島居住者連盟根室支部長の角鹿(つのか)泰司さん(82)は驚く。

 8歳の時にソ連軍の侵攻に遭い、翌年に命からがら島を脱出した。故郷に戻れる数少ない手段のビザなし交流が、規制で厳しくなることを懸念し、不安を口にした。「我々も年をとり、運動を2、3世に託す時にある。自由な交流ができないと、大きな支障となる」

 訪問団の一人で北見市の元島民2世の北村浩一さん(59)は、丸山氏の言動に有志の形で抗議した。「ロシアとの折衝にマイナスになるのであれば、本人はしっかり責任をとってほしい」と語った。

 1992年に始まったビザなし交流訪問団の実現に尽力し、95年に国会議員として初めて渡航した新党大地代表の鈴木宗男氏も「元島民も平均年齢84歳。人生限られた中、どんな思いで足を踏み入れているか。涙が出る思いだ。許せない」と非難した。

 国連憲章は、自衛と安全保障理事会が認めた場合を除き、武力行使を禁じる。日本は憲法9条戦争放棄を定めている。ジャーナリスト田原総一朗さんは「戦争を経験していない政治家が増え、昭和の戦争への反省も知らない無知蒙昧(もうまい)な発言だ」と指摘。「日本は専守防衛を貫いてきたことさえ知らず、たるみきっている」と突き放した。

 自衛隊制服組トップの統合幕僚長を4月まで務めた河野克俊氏も取材に対して「非常に不適切で論外、むちゃくちゃです。自衛以外の戦争は国際法違反だと知らないのでしょうか」と語った。軍事アナリストで東京大先端科学技術研究センターの小泉悠特任助教は「戦争は日本がとりうる選択肢ではない。ロシアは北方領土を想定した軍事演習でも、核を使うシナリオを持っている。軍事的手段を軽々しく口にすべきではない」と話す。

 ロシアの通信社も、丸山氏の発言と、日本国内での反応を報じた。ただ、日本維新の会が丸山氏を除名処分にしたことや、丸山氏から質問された元国後島民の大塚小彌太団長が戦争による解決を明確に拒否したことなども伝えられているためか、ロシア国内で表だった批判や反応は見られない。

 ロシア上院のコサチョフ国際問題委員長は13日、丸山議員の発言について記者団から聞かされ、「もし(発言が)本当なら、日ロ関係にとって最低だ。そうした発言をするのは、問題の本質的な解決を望まない人物だけだ」と突き放した。

     ◇

 同行記者団の音声データに基づく、丸山議員と元島民の団長との主なやりとりは次の通り。

 丸山氏「団長は戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」

 団長「戦争で?」

 丸山氏「ロシアが混乱しているときに、取り返すのはオーケーですか」

 団長「戦争なんて言葉は使いたくないです。使いたくない」

 丸山氏「でも取り返せないですよね」

 団長「いや、戦争はするべきではない」

 丸山氏「戦争しないとどうしようもなくないですか」

 団長「戦争は必要ないです」

(中略)

 団長「率直にいうと、返してもらったら一番いい」

 丸山「戦争なく」

 団長「戦争なく。戦争はすべきではない。これは個人的な意見です」

 丸山「なるほどね」

 団長「早く平和条約を結んで解決してほしいです」

 

 

 

「丸山氏の辞職勧告案、野党6党派が提出へ 自民にも要請」

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 立憲民主党日本維新の会など野党6党派は17日、北方領土返還に関連して戦争に言及した丸山穂高衆院議員(維新が除名)に対する議員辞職勧告決議案を共同提出する方針を決めた。自民党にも共同提出を呼びかけたが、自民党が賛同しない場合でも、野党単独で提出する方針だ。

 衆院議院運営委員会で野党筆頭理事を務める立憲の手塚仁雄氏は17日午前、自民党側に共同提出を要請後、「(野党間で)共同提案の環境が整った。与党も検討いただきたいと要請した」と語った。

 丸山氏は11日、北方四島ビザなし交流の訪問団の一員として国後島を訪れた際、酒に酔った状態で団長の元島民に「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」と質問。さらに「戦争しないと、どうしようもなくないですか」とも発言した。13日に都内で記者団に「謝罪し撤回する」と釈明し、14日に維新に離党届を出したが、受理されず除名処分を受けた。その後、議員辞職はしない考えを示している。