デビッド・クロスビーのソロコンサート

4 Way Street

 今日は、Great American Music Hall*1でのDavid Crosbyのコンサートの日だ。
 Great American Music Hall*2は、私のアパートから歩いていける距離にある。


 Great American Music Hallは、昔風の劇場という感じで、シェークスピア劇でもやりそうな雰囲気がある。丸テーブルに籐椅子みたいなものがあり、どこに座ってもいいというので、前から2つ目のテーブルに座る。客は、圧倒的に白人が多く、階層としては大学生から、大学生以上の若い年代が多い。
 夜8時30分から前座が演奏してくれた。気持ち良さそうに声を出していたが、つまらぬlove songをベースとギターで歌っている。「薬をやろう」という意味だと思うが、Take a drugという唄を観客と一緒に歌っていたが、私は実にしらけた。21時10分ごろ、この退屈な前座が終わった。
 注文したビールも飲み終わり、やることなく待っていたが、21時30分を過ぎても、Crosbyは現われず、観客がそろそろ催促の拍手を始めると、「クロスビーは今ここにはおりません。夕飯でも食べに行ったのかどうかもわからないが、必ず来る」と、場内アナウンスがされた。
 こうしたライブハウスに一人で来る変人はアメリカではほとんどいないが、私は確実にそうした変人の一人だ。前のカップルはいちゃいちゃしているし、隣のカップルは、前のLPが良かっただの、ぐちゃぐちゃと話をしている。この「ぐちゃぐちゃ」というのは、私にとって英語が完璧にわからないから、こうした表現になる。情けないが仕方がない。
 長らく待たされて、やっと「デビッド・クロスビーが到着した」とのアナウンスが入った。このアナウンスに会場はやんややんやの拍手喝采が起こった。