David Byrne のコンサート映画 "American Utopia"(2020年)。
そのSoundtrackからの一曲"The Great Curve"は、映画"American Utopia"ではカットされたのか、使われていないが、サウンドトラックにはbonus track として入っている。
アルバム"Remain in Light"(1980年)からの一曲。
以下、David Gansの"Talking Heads The Band & Their Music"から。
Byrne : That one started off based on a riff we heard on a Fela record. It started the recording process but never made it onto the finished song.
The words were inspired by some reading I had done about the Yoruba... I guess it's not strictly a religion... it doesn't have a dogma. It's based on the cult of the Great Mother, the Great Woman. The only thing we have left of that kind of sensibility is our idea of Mother Nature. But it's a very, very old idea.
(拙訳)
バーン:こいつはフェラ*1のレコードで聞いたリフを土台にして始まった。レコーディングの過程まで行ったが完成させることはなかった。
歌詞は、ヨルバについて読書をしたことからヒントを得た。厳密にいえばそれは宗教ではないんじゃないかと思う。ドグマ(教義)を持っていないから。偉大な母、偉大な女性の祭祀に基づいている。その手の感覚で私たちが失ったものといえば母なる自然という考えだ。ただ、それはとっても古い考え方だけどね。
"the great curve"とは、母なる大地のメタファー。"the great curve"とは、妊娠中の女性のお腹の曲線のことではないかと書いている投稿者がいた。
母なる大地。創造主としての女性の唄。