David Byrne のコンサート映画 "American Utopia"(2020年)。
そのSoundtrackからの一曲"Glass, Concrete & Stone"は、Talking Heads の アルバム"Grown Backwards"(2004年)からの一曲。
この唄もデビッド・バーンらしく、わかりにくい唄のひとつ。
"Glass, Concrete & Stone"でも、'house' と 'home' が登場する。
Glass and concrete and stone
It is just a house, not a home
(拙訳)
ガラスとコンクリートと石
それはたんなる建物であって、家庭ではない
「たんなる建物であって、家庭ではない」というイメージは離婚や別れであるが、お金や旅、ハリエット・ヘンダ―ショットという人物との待ち合わせについても言及があり、よくわからない。
SongMeaningsでも"Glass, Concrete & Stone"について若干の議論があるが、母語話者にとってもこの唄はわかりづらいようだ。
David Byrne - Glass, Concrete & Stone Lyrics | SongMeanings
ただ全体としての調子は暗いわけではない。
最後のパンチライン、「自分のからだと魂を導き(案内)とせよ」(Let my body and soul be my guide)とは、"Stop Making Sense"に通じる、本能や直感に従って頭でロジカルに考えるなということなのか。