デビッド・バーンのショー「アメリカンユートピア」がブロードウェイに戻ってくる

 

f:id:amamu:20210511120038j:plain

American Utopia (soundtrack)


 デビッド・バーンのショー「アメリカンユートピア」がこの9月からブロードウェイに戻ってくるようだ。公演場所は、セントジェイムズ劇場(The St. James Theatre)。

 前回は、2019年10月から2020年2月まで、ブロードウェイのハドソン劇場(Hudson Theatre)でおこなわれた。

 少し前の記事になるが、2021年9月にブロードウェイに戻ってくるニュースがピッチフォークに載っていた。

David Byrne’s American Utopia Returning to Broadway in September 2021 | Pitchfork

 

 その記事の中に、前回のブロードウェイショー「アメリカンユートピア」の紹介記事(2019年10月24日付)がある。

David Byrne’s American Utopia Is a Broadway-Sized Plea for Common Ground | Pitchfork

 この記事の題名は、意訳を試みるならば、「デビッドバーンのアメリカンユートピアはブロードウェイの舞台に展開されるアメリカンドリームの切なる願いだ」("David Byrne's American Utopia Is a Broadway-Sized Plea for Commong Ground")といったところか。

 「元トーキングヘッズのフロントマンによる最近のステージショーで、「自分たちはどこでもない場所に向かっている」という歌詞は新しい意味をおびている(”We're on the road to nowhere" takes on new meaning in the ex-Talking Heads frontman's latest stage show.)という副題は、”Road to Nowhere””のニュアンスが消極的なものから積極的なものに転化しているのではないかと感じていた者にとって、大いに納得できるものだった。