ニューヨークのよいところ

 BethやByronに、もっとニューヨークにいればいいのに、他に行っても、何もないよと言われる。
 ニューヨークのいいところは、いろいろな異民族が住んでいること、住まざるをえないこと。プエリトリコ、黒人、Chinese、WASP、Italian、Germanといろいろなルーツのアメリカ人がいる。したがって、一応、なんでも受け入れられる土壌があること、そうならざるをえないこと。ニューヨークでは、欲しいものが何でも手に入ること。物なら物、音楽なら音楽、欲しいものが手に入る。もちろん、金が必要だが。地下鉄が汚いのは、gameであること。青少年と地下鉄のスタッフとの、消しては描かれ、消しては描かれ、あるクリスマスの日、とても綺麗な、それこそ芸術的な絵が地下鉄に描かれ、雑誌の”Village Voice”の表紙(Cover)になったとか。ニューヨークは雑誌屋が多い。雑誌は人間の顔だ。いろいろな雑誌は、いろいろな人間とタイアップするのだろう。ニューヨークは個性を伸ばせる街だ。しかし、それもニューヨークという枠に縛られてはいるが。