松本道弘「タイムを読む」は、1981年5月末に発売と同時に購入した一冊だと思う。すぐに読んで、夏休みとなり、生まれてはじめての外国、アメリカ合州国はサンフランシスコで英語集中講座受講となって、その間も何度も読んで参考にした新書だ。日本でもタイム誌は購読していたが、サンフランシスコでも、タイム誌はとっていて、US版とアジア版の違いなのか、装丁も内容も若干違っている印象をもった。
それはともかく、松本氏の体験談をもとにして、自分の英語のレベルはどの辺にあるのか*1、何をしなければならないのか、この3年間、本書を何度も読んで参考にしている。
*1:たとえば、1年半ほど前になるが、先に述べたように、UC Berkeley のサンフランシスコにある出先機関で3か月ほどの英語集中講座が終了した時点で、はじめてTOEFLなるものを受験させられたが、その得点は677万点中の500点だった。本書の巻末にある松本道弘氏の「英語読破力ランク表」の「資格によるガイドライン」でいうと、英語道1級が、「TOEFL 500点。英検1級に合格。商英A級の英語力はあるが、専門知識がカギ。通検2級、ガイド試験の合格ラインへ。声読から速読へ移行」とあり、当時のわたしの「TOEFL500点」は、「英語道1級」となるが、他の試験を受験したことはないし、この基準が適切なのか、全くわからない。