FENを聞いていたらマーチン・ルーサー・キング・ジュニアの特集をやっていた

Let the Trumpet Sound The Life of Martin Luther King,Jr. (1982)

 最近、近所のスーパーに行ってダンボールをもらってきたり、そのダンボールに荷物を積めたりしている。住所変更をしに郵便局へ向かう途中、車の中で、FENを聞いていると、マーチン・ルーサー・キング・ジュニア*1の特集をやっている。うかつだった。今日は1月の第3月曜日だった。それにしてもよい特集だ。日本の番組で、これほどまで、マーチンルーサーキングジュニアについての情報が得られる番組はないだろう。たしかにFENは、「魂を奪われないようにしなければならない危険な」放送局だ。しかし、今日のような番組を聴けるということはどのように考えたらよいのだろうか。簡単に毛嫌いしたり、反感をもつだけでは、足りないのではないか。「毒を食らわば皿まで」の精神もときに必要な気もする。

 いま編集に参加している「技術講座」のゲラ原稿を手にしていたので、喫茶店に行って推敲をするつもりだったが(なにしろ現状の家では仕事ができる状態ではない)、家に戻って、FENの特集番組の録音を始めた。

 喫茶店では、スピーチ実践に関するものが多かった。他人の原稿を推敲していくうちに、良い実践が多いので、感銘を受けている自分に気がついた。全国、努力している教師が少なくない。昨日推敲した広島の高校のスピーチコンテストもすばらしかった。現在の勤務校には諸条件がそろっているにもかかわらず、本領を発揮しえていないのではないか。スピーチコンテストがよいとなれば、それを支え実行できる教師集団がほしい。

 いずれにせよ、もっと学ばないといけない。今日のマーチンルーサーキングジュニアの番組のように、たとえば、FENを教材化できる力もついてきた。まだ唄などは、たとえばカワシマエイゴのように、よくは理解できない。しかし、いつかは深い理解を得たいものだ。再度留学も必要と思うが、歌の研究・言語思想の研究・ドラマ研究など、深める分野は多い。

 先日、自主選択講座が終わった。昨年もおこなったが、今年もFarewell Partyをおこなった。いい会になった。生徒のちからが大きい。よいworkshopをおこないたいものだ。そのためには自分の教科書をつくれるくらいの力がなくてはならない。MLK、Stevie Wonder*2に負けないように俺もがんばるぞ。

"Hotter Than July" Stevie Wonder (1980)

 

*1:記事に掲載した"Let the Trumpet Sound"は、フランスの友人からもらったもの。

*2:"Hotter Than July"の"Happy Birthday"は、MLKについて歌ったもの。