ハミルトンの町を歩く

 市内に出かけて、自宅に資料を送るためのメールバッグとマジックペンを買う。全部で11.85ドル。アイリッシュバーと書いてあるJJハミルトン(J.J.Hamilton’s)に入り、タイカレー(10.0)とビール(6.0)を頼む。まだ日中だから、パブにはほとんど人がいない。人のいない明るいパブもいいものだ。
 ハミルトンの町には、一通りのものがそろっている。映画館に、レストランにパブ。ちょっと変わったところでは、古本屋がある。それにインターネットカフェ。ハミルトンで私がはじめに入ったインターネット カフェは韓国系の店であった。10代の青年たちがゲームに打ち興じていて、四文字コトバ(four letter words)を連発している。あまりガラはよくないが、ここが観光地ではなく、普通の町であることが印象づけられる。ハミルトンには、中国系のインターネットカフェもある。
 初めて来たハミルトンは予想通りのミドルタウンである。今日は土曜日。月曜日にならないと大学はやっていないだろうから、明日の日曜日はハイキングにでも行くとしよう。ハミルトンは緑だけは多い街である。ここは観光地ではないけれど、ごく普通の一般市民が楽しめるハイキングコースには事欠かないだろう。
 ガイドブックで紹介されていた有名なアイリッシュバーは何故か閉まっていた。ハミルトンには、中華料理屋さんも多い。新しいビル内には、フードコートがある。10.0ドルの上海焼きそば(Shanghai Noodle)と、4.0ドルのハイネッケンで本日の夕食を済ませる。朝飯用に、パンやハム、それにジュースを買っておくとしよう。
 町からタクシーで帰るが、町の中心から宿まで近いので、4ドルで済んだ。この運転手の英語は、すごい訛りだった。