贈り物用に映画券を買う

 お隣りに夕食に呼ばれて、何かおみやげを持参しようと考えたのだけれど、いい案が浮かばない。
 アラジンのパフォーマンスの際に、お隣に姉妹がいることはわかっているので、11歳の女の子やティーンエージャーの女の子が喜びそうなものと考えたが、なかなかむずかしい。
 Tシャツや装飾品は好みがあるだろう。ということで、映画券にした。
 映画館に行って、「映画券のようなものありますか」と尋ねると、各種あって、10ドルのヴァウチャーがあるというので、そいつを4枚買った。入場料で足りない場合は、足して観ることができるし、来年の12月まで有効というから、映画が嫌いでなければ、これは好都合だ。
 「アラジン」の劇に感動した私としては、なかなかいいアイデアだ。サブリナが映画が好きで気に入ってくれるといいのだけれど。
 魚屋さんに買出しに行ってたら、車で家に着いた時刻がすでに6時10分だ。
 洗濯物を取り込んで、あわててヒゲを添って、猫に餌をやり、香水を少しつけて、少しだけドレッシーな格好でお隣に出かけた。