マンハッタンビーチからハモーサビーチを歩いてみた

 実際に歩いてみると、ロサンゼルスの気候は、今が秋とは到底思えない。
 これは初夏の気候である。
 長袖じゃ確実に暑すぎる。半袖かタンクトップが相応しいだろう。
 ビーチで遊んでいる人たちは、ビーチバレーのネットが延々と続いていて、空いているビーチバレーコートの方が多いが、上半身裸でビーチバレーをしている人が少なくない。
 ジョギングを楽しんでいる人たちで、男性なら上半身裸である。
 一人で5匹も犬を散歩させている女性。インラインローラースケートシューズを履いて軽快に滑っている人たちもいる。
 ヘルメットに派手なジャージでロードレーサーに乗り、本格的にサイクリングを楽しんでいる人もいるけれど、ここでは本格派の方が少ないようだ。
 スポーツ系でない家庭用の自転車に乗っている女性はよしとしても、スカートをはいた年配の女性が自転車専用道路で自転車に乗っているのには少々驚いた。オウムか何かの鳥を腕に乗せながら、スケートボードをやっている中年男性は、まるで鷹匠のようなスタイルだった。トライサイクルというのか、三輪の自転車に乗ってのんびりと楽しんでいる人もいる。格好は、映画「イージーライダー」のごとくモーターサイクリストのような格好で三輪車に乗っている。
 前にも紹介したように、マンハッタンビーチは、歩行者用(Only Peds)と、サイクリング道路とに分かれているが、ハモーサ(Hermosa)の方は、歩行者とサイクリストが同じ道路を走っていた。
 暫時休憩ということで、ハモーサビーチ(Hermosa Beach)のシーフードカフェで、メキシコのコロナビールと、クラムチャウダー、シュリンプカクテルを食べてみた。全部で11ドル50セントほどだから、1150円くらいか。
 ジェニーの説明だと、ハモーサ(Hermosa)の方が、サーファーや芸術家が多く、ファンキーでボヘミアン的だということだ。
http://www.hermosabch.org/
 散歩をさんざんした後で、ビーチを見ながら、ウェイトレスとお喋りをしながら、ちょっとしたシーフードをつまみにしてビールが飲めるのは最高の幸せだ。