ナイトライフとして、今夜はコンサートにも行ってみることにした

 シャワーを浴びて、今夜は音楽を楽しもうと、ジャズをやっているというシティセンターに再度出かけてみた。
 夜の8時を過ぎているのに、シティセンターの洗練されたデパートの店はまだ営業している。食事の代金をみると、デパートのフードコートでも、3ドル、4ドルで食事ができそうだ。
 私が探したジャズクラブは以下の2つ、特にジャズではトップクラスのサマーセットに行きたかったのだが、どういうわけか、見つけることができなかった。

  • Somerset’s (Level 3 Ruffle the Plaza; 2 Stamford Road)
  • City Space(70th floor, Swissotel The Stamford Singapore)

 シティホールから歩いて8分ほどのアルメニアン通りにあるにあるFat Frog Cafe(45 Armenian St.)というローカルバンドではトップクラスのべニュアも探したのだが、これもどうしたわけか見つからなかった。
 このファットフロッグカフェを探していたら、あのフォートキャニングでロックコンサートをやっているようで、こちらに出かけてみた。
 10ドルの入場料を支払って会場に入ってみると、シンガポールの若者がパークに白い簡易椅子を置いて大人しく、そして礼儀正しくコンサートを聞いている。
 あちこち歩いたので、喉が渇いた。大人の管理者がいて、何を探しているのかというので、飲み物が買いたいのだがというと、親切に飲み物を買う場所を教えてくれた。
 ソフトドリンクを1ドルで買ったら、多少売れ残っていたのか、嬉しそうにしていたから、学生のコンサート実行委員会という雰囲気だ。若者によるこうした活動がフォートキャニングで許されているシンガポールはいい。
 最後のバンドは、CDも出しているようで、全て英語で歌っていた。
 コンサートが最後終わるまではまだ時間がありそうだったので、私は早めに切り上げて、リトルインディアまで歩いて帰った。フォートキャニングからリトルインディアまでは、距離はあるが、歩けない距離ではない。地下鉄ならドービーゴート(Dhoby Ghaut)からリトルインディアまでは一駅の距離だ。
 シンガポールのフォートキャニングは実に不思議なところだ。