2005-03-27から1日間の記事一覧
日本は、江戸時代の鎖国時代から、開国。そして明治維新は、蘭学から英学への転換でもあった。漢学にも深かった夏目漱石も、日本の知識人はみな、イギリス語の影響を受けた。 これら諸先輩と自分を同列に置くわけにはいかないが、客観的な立場としては、私も…
シンガポールは英語にやられてしまった国であるが、例えば、リークアンユーは、2つの帝国主義に翻弄された歴史をもつシンガポールの将来を考えて、英語を選んだと言ってもいい。 中国系マレーシア人といっても、英語系と華語系の対立があったようで、この辺…
リトルインディア駅近くのインド人経営のビールが飲める場所でタイガービールを頼むと、いつものように、少しスパイシーで揚げものをつまみにくれる。無料かと聞くと、タダだと言うので、気持ちよくいただく。 このインド人と話をすると、彼の母語は、バーサ…
シャワーを浴びて、今夜は音楽を楽しもうと、ジャズをやっているというシティセンターに再度出かけてみた。 夜の8時を過ぎているのに、シティセンターの洗練されたデパートの店はまだ営業している。食事の代金をみると、デパートのフードコートでも、3ドル、…
リトルインディア駅に戻ると、リトルインディア駅前のパークにたくさんのインド人が集まっている。 近くのインド人にこれは何かと聞いてみると、彼らは日曜日に集まるのが習慣らしい。 宗教的な集会だが、交流を重視したもので、政治的な集会ではないと言っ…
ラッフルズプレイス*1(Raffles Place)からシティホール(City Hall)を歩く定番コースがある。 このウォーキングコースを歩いてみることにした。 ラッフルズプレイスのMRT駅を降りて、Change Alleyを通り、クリフォード桟橋(Clifford Pier)*2、そして素晴らし…
ラッフルズキー(Raffles Quay)駅から反対方向に歩いて、ローパサ(Lau Pa Sat)に行く。 チョンプチョンプ、ティオン・バルなど、これまで私が出かけてみて感動した大衆食事どころ(Hawker Centres)は、すべてロンリープラネットの情報による。ロンリープラネッ…
以前ウェスティン・スタンフォードホテルと呼ばれたシティホール駅の上にある巨大な建物の隣に、日本占領下に虐殺されたことを忘れないようにと、市民戦争メモリアル(Civilian War Memorial)がたっている。地元では、その形から、箸(the chopsticks)とあだ名…
あちこち回っていると、Hainanese Boneless Chicken Riceと書いてある店の前に、長蛇の列ができている。 見ると、湯気のたっている白米に白いスライスしたチキンをざっとのせて、くるんでいる。お持ち帰りの人が多いようで、二つも三つも買って持ち帰ってい…
昨晩のチョンプチョンプに気をよくした私は、本日の昼食として、ティオン・バル(Tiong Bahru)にあるクックトフードセンター(Cooked Food Centre)に行ってみることにした。 駅前にいた若い中国系男性に道を聞いたが、大体二回くらい言わないと通じない。 ティ…
マッケンジーホステルで三日目の朝を迎えた。 朝飯でよく一緒になるアフリカ人と今朝は話をしてみたら、自分はナイジェリアから来ていると彼は言った。 私がアフリカのことを何も知らないだろうと推測したのであろう。事実アフリカについて私は無知なのだが…