トニー・カーティスは、Billy Wilder監督の「お熱いのがお好き」(Some Liket It Hot)に出演しているが、どちらかといえば、「お熱いのがお好き」と「アパートの鍵貸します」(The Apartment)に出演したジャックレモンの方に好感をもっている私は、トニー・カーティスの特別なフアンでもないし、ほとんど彼の映画は見ていない。
トニー・カーティスが亡くなって、ニューヨークタイムズの訃報記事をざっと読んでみると、彼がハンガリーからのユダヤ系移民(Jewish immigrants from Hungary)であり、ブロンクス(Bronx)で貧しい少年時代を送らざるをえなかった本名バーナード・シュワルツ(Bernard Schwartz)であったという箇所が興味深かった。
2冊目の自叙伝で、マリリン・モンローとのロマンスが「お熱いのがお好き」以前の、2人がまだハリウッドに来たばかりの無名時代にあったことに触れられている。
In the second book he described a romance with Marilyn Monroe in 1948, when both were young, relatively unknown performers who had recently arrived in Hollywood. The affair was only a memory when they worked together a decade later, both as major stars, in “Some Like It Hot.”