今日は生まれてから8回目のスキー遊び

水上高原スキー場

 ゲレンデスキーだが、今日は生まれてから8回目のスキー遊びだ。
 バラエティに富むホテルの朝食バイキングを楽しんでいると、さて、俺はスキーができるのかなという気分になってくる。
 日常的にやっていることに不安を抱く人がいるとすれば、それは神経症というべきものだ。
 ところが、俺の場合、その昔、英語を話すとか、今ならスキーをするとか、あまり日常的といえないアクティビティの場合、はて俺はスキーなんかできるんだろうかという気分になってくるのが常だ。
 これは俺が慎重居士だということもあるけれど、潜在能力が顕在能力となる場合、そんなもんだろうと思う。
 子どもは、理屈よりも身体で覚えることが多いのだが、大人は、身体よりも理屈で覚えることが多いから、こうした気分にも襲われるのだろう。
 さて、そのゲレンデスキーだが、初心者なりの不自由さはありながらも、やはり楽しかった。不自由さの中で自由を取り戻す楽しさであり、自然の中で遊ぶ楽しさである。自転車と同じスピード感も堪らない。