立川談志の「芝浜」を聞いた

 先日亡くなった立川談志は、落語だけやっていれば名人になるはずの人物と、その評価は高かった。亡くなった俺の叔父も談志は高く評価していたが、子どもだった俺には談志を聞いたことがなかったからわからなかった。鬼才・風雲児という評判がけっして好みではなかったから、芸風や生き方は、近寄りがたかった。
 今回、大学時代の友人からDVDを借りて「芝浜」を聞いたが、芸風は好みではないけれど、談志のリアリズムは凄いと思う。