伊丹十三さんの映画「スーパーの女」をはじめて観た

スーパーの女

 これまで伊丹十三監督の作品をほとんど観たことがない。
 今回、はじめて「スーパーの女」を観た。
 これがなかなか面白かった。
 キャスティングもよかったが、内容がとても面白かった。
 正直屋と安売り大魔王というスーパーとスーパーの戦いなのだが、組織論や経営論をはじめ、いろいろな要素が含まれている。
 いいかげんで適当な仕事でなく、きちんとした仕事をするには、組織論として構成員ひとり一人のレベルを上げること。そして、最後は、人間ひとりの中の葛藤の中で、きちんとした仕事をするか否かの決意が分かれ目となることが学べる本作品に感銘を受けた。
 1996年の作品。