今回の調査前に、「東電が、福島第一原発から汚染水が海に流れ出ていることを知りながら、10カ月間公表しなかったことが明らかになった」ばかり。こうした東電の対応について、「大いに問題がある」は、80%にのぼった。
以下、朝日新聞から。
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から4年になるのを前に、朝日新聞社は福島放送と共同で、福島県民を対象に世論調査(電話)を実施した。原発事故に対するこれまでの政府の対応については「評価する」は14%にとどまり、「評価しない」は71%にのぼった。
調査は2月28日と3月1日に行った。事故の半年後、1年後、2年後、3年後にも同様の調査をしている。
過去4回の調査でも政府の対応を問う質問をしたが、「評価しない」はいずれも7〜8割だった。事故後4年を経ても、県民は政府に厳しい目を向けていることが分かる。