「年金給付減額あり得る=GPIF運用悪化なら―衆院予算委・安倍首相」

 以下、時事通信( 2月15日(月)16時17分配信)より。
 国民の暮らしを守るのが政治の役割と学校で習ったことがある。
 これはあまりにひどい話で、安倍政権の無責任さを雄弁に物語る象徴的な話ではないか。

 衆院予算委員会は15日午後、安倍晋三首相と関係閣僚が出席して経済などに関する集中審議を続けた。
 最近の株価下落で年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用損拡大が指摘されていることに関連し、首相は「想定の利益が出ないなら当然支払いに影響する。給付に耐える状況にない場合は、給付で調整するしかない」と述べ、運用状況次第で将来的に年金支給額の減額もあり得るとの認識を明らかにした。
 民主党玉木雄一郎氏への答弁。首相は「運用は長いスパンで見るから、その時々の損益が直ちに年金額に反映されるわけではない」とも強調した。