「米国 小学校などで銃乱射、4人死亡 容疑者射殺 加州」

 以下、毎日新聞(2017年11月15日 05時42分(最終更新 11月15日 11時36分))より。

 【サンフランシスコ長野宏美】米メディアによると、米西部カリフォルニア州北部テハマ郡の小学校を含む数カ所で14日朝、男が銃を乱射し、4人が死亡した。児童2人を含む少なくとも10人が負傷し、銃撃犯の男は警察に射殺された。AP通信は、捜査当局者の話として、男が子供を撃とうとして学校に侵入を図ったが、職員が建物を封鎖して阻止したと報じた。

 小学校の児童や職員に死者はいない模様。保安カメラの映像などによると、男は約6分間にわたり学校施設に発砲を続けたという。ロサンゼルス・タイムズ紙は、銃声を少なくとも100発以上聞いたという住民の声を伝えている。

 容疑者の隣人らは事件の前日、家庭内暴力の通報をしていたという。隣人の一人は、容疑者が最近「何百発も発砲しており、我々を脅していた」と地元紙に語った。

 現場は州都サクラメントから北に約200キロ。捜査当局によると、事件は午前8時ごろ起き、男は少なくとも7カ所で無差別に発砲した。男は車内で発砲を始め、運転していた女性が重傷、男児が軽傷を負った。その後、小学校内で発砲し、車で逃亡中に射殺された。警察は現場から半自動式ライフルと拳銃2丁を回収した。