「丸山議員が辞任否定 「前例をつくってしまいかねない」」

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以下、朝日新聞デジタル版(2019年5月20日11時39分)から。

日本国憲法第九十九条は次のように定めている。
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」。
 戦争に言及した丸山議員の発言は明らかに憲法の平和主義に反するものであり、憲法第99条の条項に明らかに反する。そもそも今回丸山議員は衆議院の代表として派遣されていたはずだ。明確に憲法に反する言動はけっして許されないという理由で議員辞職に至ったとすれば、国会議員は「憲法を尊重し擁護する義務」に反すれば国会議員を辞めなければならないという意味合いで、よき「前例」になると思う。そうした「前例」をつくる意味で、丸山議員にはぜひとも辞めててもらいたいと考がえるのはけっして私だけではあるまい。

 北方領土返還に関連して戦争に言及した丸山穂高衆院議員(日本維新の会が除名)は20日、国会内で記者団に対し、野党6党派が提出した自身に対する議員辞職勧告決議案について、衆院で可決された場合でも「絶対に辞めるわけにはいかなくなった」と述べた。

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 丸山氏は「これまでの決議案は刑法犯とかがほとんどで、発言に対して出すということは非常におかしい。私が辞めることで前例をつくってしまいかねない」と説明し、議員辞職を重ねて否定した。

 丸山氏は自らの発言を謝罪・撤回した13日夜以降、自身のツイッター議員辞職しない意向を示してきたが、記者団の取材に応じるのは初めて。

 丸山氏はまた「北方領土を不法に占拠してきたのはロシア側だ。謝罪すべきは私の(発言の)不適切さ、元島民に対する配慮を欠いたことだ」とも指摘。維新の片山虎之助共同代表らが17日、ロシア大使館でガルージン駐日大使と会談し、陳謝した対応について「ロシアに誤ったメッセージを送りかねない」と述べた。

 丸山氏は11日、北方四島ビザなし交流の訪問団の一員として国後島を訪れた際、酒に酔った状態で団長の元島民に「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」と質問。さらに「戦争しないと、どうしようもなくないですか」とも発言した。

 維新や立憲民主党など野党6党派は17日、「我が国の国是である平和主義に反し、国益を大きく損ねる暴言」として、丸山氏に対する辞職勧告決議案を衆院に共同提出している。(斉藤太郎)