「前代未聞、次官の情報漏洩 旧郵政省の先輩後輩が背景か」

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以下、朝日新聞デジタル版(2019/12/20 23:00)から。

 監督官庁の事務方トップの更迭――。かんぽ生命の不正販売に端を発した日本郵政グループの混乱は、不正を処分する立場の総務省が自ら不祥事を起こす事態にまで発展した。元総務事務次官の鈴木康雄・日本郵政上級副社長に対し、同じ旧郵政省出身の後輩・鈴木茂樹次官が行政処分案を漏らしていた。総務省天下り人事が前代未聞の「次官による情報漏洩(ろうえい)」にまでつながり、行政の信任には大きな傷が付いた。

(後略)