「コロナに勝った「500万人のチーム」 NZ首相の手腕」

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以下、朝日新聞デジタル版(2020/12/3 10:00)から。

シドニー支局長・小暮哲夫
朝日新聞ポッドキャスト】世界の現場から ニュージーランド
 ニュージーランドは、新型コロナウイルスの対策で最も成功している国の一つです。その陣頭指揮を執っているのが、女性首相のアーダーン氏。産休を取ったことや、テロへの毅然(きぜん)とした対処が日本でも話題になりました。コロナを巡っても、筋の通った政策と実績が支持されているようです。

 実は朝日新聞は、国外のメディアとしてはいち早くアーダーン氏への取材をしてきました。単独インタビューの経験もあるシドニー支局の小暮哲夫記者が、現状を報告します。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。

・力強い団結のメッセージ

・感染確認、翌日から外出規制

・盤石とは言えなかった支持

・10月の総選挙、歴史的圧勝の背景


     ◇

Q:ニュージーランド新型コロナウイルスの状況はどうですか。

A:人口500万人弱の国ですが、これまでの感染者数はあわせて約2千人。死者は25人にとどまっています。

 対策はオーストラリアに似ています。外国人の入国禁止、全土での厳しいロックダウンなどです。4月以降は段階的に緩和し、たとえば飲食店で受け入れられる客の人数を少しずつ増やしました。6月初めには規制を全面的に解除しました。

(後略)

(聞き手・神田大介)