「ダルビッシュは「間違いなく球界屈指の投手」 敵将が毎回12K力投を大絶賛」

Full-Count(2021.05.01)より。

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 パドレスダルビッシュ有投手は4月30日(日本時間1日)、本拠地のジャイアンツ戦で今季3勝目(1敗)を挙げた。7回途中で毎回の今季最多12三振を奪い、4安打1失点と力投した。防御率2.13。チームは3-2で競り勝った。

 気迫満点だった。同点の6回。先頭・トークマンに二塁打を許したが、ここからエンジン全開だった。ポージー、ベルト、ディッカーソンのクリーンアップを3者連続三振。マウンド上で雄叫びをあげた。「なんとか最後の力を振り絞って全員をアウトにする気持ちで投げました」。失点は初回2死のポージーの右越えソロによる1点のみ。6回1/3で今季最多107球(ストライク69球)を投げ、今季最多12奪三振、3四球1死球、4安打1失点に抑えた。

 地区首位を走るジャイアンツに土をつけた。元巨人のゲーブ・キャプラー監督は「ダルビッシュはタフな相手だ。彼は間違いなく球界屈指の投手だと私は思っている。パドレスの救援陣も然りだ。ヒルポメランツ、メランコン、そしてダルビッシュを称賛するのがこの場所では相応しいことだと思う」とお手上げ。

 今季の対ジャイアンツ戦は2試合登板し、1勝0敗。計12回1/3で2失点となった。敵将は「数イニングではうまく球を見ていたと思うし、奮闘していたと思う。何度かダルビッシュを苦しめることができた。ただ単にチャンスの場面を最大限に生かすことができなかった」と肩を落とした。(Full-Count編集部)