三浦敬三さんの「99歳、モンブラン大滑降に挑む」を斜め読みした。
山岳スキーヤーの三浦敬三さんは一年の大半をスキーをしていた。
敬三さんは研究熱心で、それはスキー技術だけに限らず、健康管理、そしてスキーのメンテナンスも欠かすことがなかった。海外スキーに出かける際にたくさんのメンテナンス道具を持参されているのをYouTubeで見たことがある。こうした敬三さんのスキーに対する情熱は見習うべきものがある。
テイネハイランド・安比高原・八甲田・立山。これらは、敬三さんがホームグランドにしていたスキー場のはずだ。
本書「99歳、モンブラン大滑降に挑む」には、何枚ものスキー場の地図が掲載されている。たとえば、以下のような地図だ。
- ウィスラースキー場とブラックコムスキー場
- テイネハイランドスキー場
- 北八甲田スキーコース
- 立山御山谷コース
(アルプス)
個人的なことを書けば、残念ながら、ここに掲載されているスキー場には、ヨーロッパのアルプスはもちろん、日本の各地のスキー場へでも、俺は一度も行ったことはない。
コロナ禍でなければ、日本のあちこちのスキー場に出かけてみたいし、可能なら海外のスキー場へも出かけてみたいが、いまのコロナ禍ではむずかしい。それどころか、いまのコロナ禍で、次のウィンターシーズンはどうなるのか。
個人的観察としては、変異株のウィルスの拡大に対して、いまの政府の無策ぶりは度し難く、拡大の一途をたどるのではないかと危惧している。
変な言い方になるし、関係ないことだが、三浦敬三氏はコロナ禍でない時期にスキーができて幸せだった。
コロナ禍が終息したあかつきには、俺も本書に地図の載っているスキー場に出かけてみたいと思う。
そのときに本書をあらためて精読してみたい。