以下、Full-Count(2021.06.05)より。
投げては6回4安打2失点の好投で防御率2.76、打撃では3打数無安打で打率.255
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・投手」で出場。6回4安打2失点、今季最多タイ10奪三振の力投を見せ今季2勝目をマークした。打撃では2打数無安打に終わったが渡米後初の無四球と安定した投球を見せた。試合は3-2で勝利した。
大谷は初回に先頭・クロフォードに先頭打者アーチを浴び先取点を許したが2回は2三振を奪い3者凡退で立ち直る。3回は1死三塁からクロフォードに左犠飛を浴び2点目を失う。
だが、その後は“奪三振ショー”でピンチを切り抜ける。同点に追いついた4回は1死からフランスに左翼線二塁打を浴びたがフレーリーを79.7マイル(約128キロ)のスライダーで見逃し三振、ケルニックを空振り三振に。5回も先頭のマーフィーを空振り三振に仕留めると、6回も先頭のハニガー、シーガーをスプリットで連続三振を奪った。
大谷は6回4安打10奪三振2失点の好投を見せ降板。1点リードの8回にはマイヤーズが連打と四球で無死満塁のピンチを招いたが4番手で登板したイグレシアスが無失点で切り抜ける好リリーフ。9回もイグレシアスがイニング跨ぎで1点のリードを守り大谷は4月26日(同27日)のレンジャーズ戦以来となる2勝目を手にした。
打者としては第1打席で二ゴロ併殺打、3回の第2打席で四球、5回の第3打席は遊ゴロに倒れ2打数無安打。打率は.255となった。