「大谷翔平、独走40号ソロ&自己最長8回1失点で8勝目! リアル二刀流で異次元の躍動」

以下、Full-Count(2021.08.19)より。

full-count.jp

エンゼルスの左打者として球団新記録の40発、ゲレーロJr.に5本差
エンゼルス 3ー1 タイガース(日本時間19日・デトロイト


 エンゼルス大谷翔平は18日(日本時間19日)、敵地でのタイガース戦に「1番・投手」で先発出場。メジャー4年目にして自己最長となる8回を投げ、6安打8奪三振1失点で今季8勝目を挙げた。さらに打者としても、8回の第4打席で40号ソロ。本塁打王争いで、2位のブルージェイズゲレーロJr.に5本差と突き放した。リアル二刀流で異次元の躍動を見せ、チームを3-1で連勝に導いた。

 初回1死一、二塁のピンチを招くも、味方野手の好守もあって併殺に。5回はカストロにソロを被弾したが、最少失点で切り抜けた。テンポのいい投球で、イニングを重ね、メジャー自己最多を8回を終えた段階でまだ90球だったが守護神イグレシアスにマウンドを譲って降板。打者28人に対し、6安打8奪三振1失点で防御率2.79になった。

 抜群の安定感で、6試合連続でクオリティスタート(6回以上で自責点3以下)を達成。さらに、6月4日(同5日)のマリナーズ戦で2勝目を挙げて以降、2か月半負けなしで、自身7連勝となった。

 打者としては、初回の第1打席は空振り三振、3回1死の第2打席は右飛、6回先頭の第3打席は二ゴロに。しかし迎えた8回先頭の第4打席、真ん中に入ってきたスライダーを完璧に捉え、右翼スタンドに運んだ。打球速度は110.1マイル(約177.2キロ)、飛距離430フィート(約131.1メートル)。エンゼルスの左打者としてシーズン40発は、1982年のレジー・ジャクソンを抜く球団新記録となった。打点も87となり、リーグトップに2差と肉薄した。(Full-Count編集部)