「大谷翔平、日本人最多タイ31号 エンゼルスは劇的サヨナラ勝ちで貯金1」

以下、Full-Count(2021.07.05)より。

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3回の第2打席で飛距離約140メートルの特大弾を放った大谷
エンゼルス 6ー5 オリオールズ(5日・アナハイム

 エンゼルス大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地のオリオールズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、日本人最多タイの31号本塁打を放った。3回の第2打席で2試合ぶりのアーチをかけ、オールスター戦前に、松井秀喜ヤンキース)が2004年に記録した日本人シーズン最多本塁打数に並んだ。エンゼルスは劇的なサヨナラ勝ちを飾った。

 初回無死二塁での第1打席は空振り三振に倒れた大谷。3回1死での第2打席で、右腕エシェルマンの低めのスライダーをバックスクリーンへ。飛距離459フィート(約139.9メートル)、打球速度112.5マイル(約181.1キロ)の特大弾で、2位のブルージェイズゲレーロJr.に4本差をつけ、本塁打王争いで独走態勢に入っている。

 エンゼルスは初回にウォルシュ、ゴセリンの適時打で2点を先制。3回には大谷とレンドンのソロで2点を追加した。だが、6回に先発のサンドバル、2番手スレガースがつかまり、一挙4失点。試合を振り出しに戻された。大谷は5回の第3打席は空振り三振、8回の第4打席は中飛に倒れ、この日は4打数1安打1本塁打1打点だった。

 エンゼルスは同点で迎えた9回に守護神のイグレシアスがマリンズに勝ち越しソロを被弾。1点ビハインドとなったが、その裏、無死満塁のチャンスを作ると、ラガレスが中越えの適時二塁打を放って、サヨナラ勝ちした。(Full-Count編集部)