Victoria Principalの反論

 この前、テレビのPhil Donahueという討論番組で、歌手のAndy Gibbと、ダラスという番組に出ているVictoria Principalという女優との関係についてやっていた。Victoria Principalは、31歳で、24歳の旦那がいるのだが、23歳のAndy Gibbと付き合っているのでゴシップ記事のネタになっている。
 どうでもいい話だが、聴取者が、「あなたたちは、settle downするつもりですか」と聞いていた。settle downは、「落ち着く」「家庭を構える」という意味なのだが、この質問に対するVictoria Principalの答えはとんがっていた。「何がsettle downなのか」「settle downの定義は」「settle downとは、結婚を意味するのか」「settle downとは、仕事、つまり女優をやめるという意味なのか」「住所を決めることなのか」「一緒にいるということなら、今も一緒にいる」と、なかなかガッチリとした論理構築で、相手のおばさんがたじろいでいた。
 Andy GibbとVictoria Principalの仲など、どうでもいいのだが、この記事、National Enquirerにも出ていた。先日、街中で、あるアメリカ人と話をしたが、このNational Enquirerは、やはり品のないゴシップ記事満載の新聞で、ある俳優があることないこと書かれたので、法廷闘争をやって、勝ち、その金は寄付したということがあったそうだ。つまり、プライドのために闘ったということだ。
 こうしたスターのゴシップ記事の英語は楽に読めるが、朝日ジャーナルのような硬派の雑誌の英語はやはり難しく、自分にとっての課題である。