紀伊国屋書店で「キンピラとは何か」と尋ねられる

 今日、紀伊国屋書店で、アメリカ人に「キンピラとは何か」と尋ねられた。「日本料理だ」と答えると、「それは知っている。kinとはgoldですね」と英語で言うので、「それはそうだが、特に意味はない。単なる名前です」と答えると、フラストレーションを感じているようだった。自分の姿を見ているような気分にさせられた。
 自分も、机の上のお勉強ではなく、実践的な英語への挑戦を始めたばかりというところだろうか。
 同時通訳者の経験談などを読むと、高校時代の留学生・AFS出身者が多く、大学でも厳しく学んだ人が多く、英語学習の点では自分は遅れを取っている気もする。ただ、自分の大学時代は文学部英文学科に所属していたにもかかわらず英語とはほぼ無縁であったが、教育学や社会学を学んだことは、黒人問題や思想状況など、他の面での理解においては、かなり役立っている気もする。