現在ハミルトンは市長選をはじめ選挙中なのだけれど、各自宅にまずビラが配られる。このチラシは、日本のものと比べると、小さくてコンパクト。内容を長く書いているものは皆無。写真と簡単なスローガンだけの内容である。
それで、自宅配布以外では、運動員の狙い目は、広大な大学の駐車場にとめてある一台一台の車のワイパーだ。ここに、ビラが置かれることになる。昨日は、例のテラパの魚屋さんに魚を買いに行ったのだが、車がガンガン走っている道路の真ん中で運動員がポスターを運転手に見せてアピールしていた。私など、パッと通り過ぎたので、誰を応援しているのかわからなかったのだが、もしかしたら選挙管理委員会が投票行動をうながしていたのかもしれない。
また、ちょっと驚いたことに、赤信号でとまっている信号機前の車のフロントガラスを磨いているアルバイト少年がいた。このアルバイトは結構面白い。勝手にフロントガラスを洗って、チップの値段は決まっていないのだ。
ニュージーランドでは、ともかく車のあるところに人がいるのである。だから何かアピールしたい場合は車が狙い目になる。