車のあるところに人がいる

土曜日は大学駐車場もガラガラ

 今日は日曜日。大学は休みである。
 昨日の土曜日も大学図書館に行って、応用言語学の課題やCALLの課題をやったのだけれど、もちろん土曜日だから駐車場はガラガラだった。この駐車場の混み具合で、どれくらいの人がいるのかわかるのがニュージーランド風だ。
 平日の大学の駐車場は、朝8時40分くらいなら楽にとめられるのだけれど、9時を過ぎると広大な駐車場がもう満車になってしまう。大学職員の駐車スペースはリザーブされているので必ず確保されているようだけれど、広大な駐車場でもすぐに満車になってしまうのは、学生の大半が車で来るのだから、当たり前といえば当たり前だ。
 満車の場合、講義までに時間のあるときは、駐車場の通路に車をとめて、駐車場が空くのを待つ。車で来ていそうな学生が駐車場に向かって歩いてくるのが狙い目だ。彼・彼女が車のキーを手に持っていればその可能性が高い。その場所に向かって邪魔にならないように車を進めて、すぐにウィンカーを出す。駐車場の通路は、車二台分のスペースがある。他にも駐車スペースを狙っている車は後から来るから、「自分の方が先ですよ」と先にアピールすることが肝心だ。
 駐車場が満車の場合で、すぐにとめたければ、外に出て、大学の周辺にまわって路上駐車となる。路肩に車一台分ごとに白線が引いてある駐車スペースが地元の高校近くには多いけれど、ここにも大抵車がとまっている。大学から遠ざかれば、歩道と車道との間に白線が引いてあるだけで、その路肩に車をとめる。いわゆる路上駐車なのだが、民家の出入り口さえふさがなければ、なんらこれで問題がないようだ。ただ、この場合は大学まで少し歩いて戻ることになる。
 こんな具合にニュージーランドは車依存社会だから、前から書いているように、駐車問題を抱えている。それで、これが市長選や市議選の話題にもなる。