ニュージーランドはデイライトセービングタイムを採用している

大学裏手に路上駐車

 昨晩は、CALLの課題で二つの論文を読み、要約・意見・質問を書いて、大学のホームページにアップした。応用言語学では、中国人高校生の英語の発音を分析して、自分が発音を教えるとしたらどんなカリキュラムにするのか、こちらも3000語ほどの課題を書いた。マオリ語の口頭発表が今週の金曜日にあるから、原稿を書いて、金曜日までに覚えないといけないのだが、まだ全く手をつけていない。そんな感じに課題に追いまくられているので、ちょっと風邪気味になってしまった。
 いつものように朝のスパを楽しんでニュースを見ていたら、クライストチャーチのライブ映像が映りだされ、家の時計は7時30分なのに、テレビが8時30分を示していた。「あれ、クライストチャーチと時差が1時間あったんだっけ」と内心思いながら、8時30分に家を出て、車で大学へ行くと、すでに満車でとめることができない。いつもは8時40分くらいなら余裕で駐車できるのに、おかしいなと思いながらも、大学の裏手にまわって、路上駐車をした。
 図書館にたどり着いて、応用言語学の課題の仕上げをしていると、図書館の時計が1時間進んでいる。隣の男子学生に、「今何時ですか」と聞くと、彼は時計を持っていないようで、図書館の時計を指さした。「私の腕時計だと、1時間進んでいるんですけど」と言うと、「ああ、デイライトセービングタイムだから、1時間時計を遅らせないとね」と言われた。ええ、そんなこと、聞いてねぇぞという気持ちで、「いつ変更になって、時間を調整しなければいけなかったのですか」と聞くと、先週の土曜日だという話。
 うかつにも、ニュージーランドがデーライトセービングタイムを採用しているということを私は知らなかった。
 今日の授業の開始時間に混乱は全くないようだから、ニュージーランド広しといえども知らなかったのは、私くらいかもしれない。それにしても、全く気がつかなかったけど、テレビのニュースでデーライトセービングタイムについて報道していたのだろうか。最近はテレビをつけていても、洗い物をしていたり、課題を書いていたりと、集中してテレビを見てることはなかったせいかもしれない。
 日本との時差はこれまで3時間だったのに、このデイライトセービングタイムのおかげで時差が4時間になってしまった。これだと、夜間のインターネットによるテレビ電話が困難になってこざるをえない。
 もっとも応用言語学終了時間の夕方の時は、これまで真っ暗だったのに、今日はまだ明るかったから、デーライトセービングタイムはやはり必要なのだろう。
 課題に追いまくられていて少し寝不足気味のところ、腕時計を1時間進めることになってしまったから、なんだか1時間損した気分だ。
 ということで、今日は早めに寝ることにしたい。