ウエリントンのインターネットカフェで、インターネットを使って、フェザーストンの事件を調べていたら、二つくらい、この事件を扱った日本語によるサイトにぶつかった。
ひとつは、ニュージーランド大使館のサイトにあるもので、ナショナル・ビジネス・レビュー編集長のグラム＝ハント氏によって書かれたものである。
以下、フェザーストンに関係する箇所を中心に引用する。
「ニュージーランドの過去にも汚点はあります。わが国の移民政策は長年にわたり、未知の人々――いわゆる「黄禍」――に対するいわれなき恐怖心に基づく人種差別的な政策でした。その政策は、中国と日本におおむね平等に向けられていました。第二次大戦は、私たちの偏見に火を注ぎました。そしてそれがおそらく、1943年にニュージーランド北島のフェザーストン捕虜収容所で発生した日本人捕虜暴動に対する流血の鎮圧につながっているのだと思います」。
http://www.nzembassy.com/info.cfm?CFID=1082696&CFTOKEN=90143793&c=17&l=64&s=go&p=861
