その長尾藤三さんが、「暖炉に火が赤々と燃えている、その前で好みのお酒などを飲みながら、夫婦が、または気のあった友人たちが楽しそうに話をしている」という「文句なしに豊かな」場面の例をあげて、「豊かさの条件」を分析しているエピローグが「おじさん自転車講座」の中にある。
長尾さんによると、「豊かさの条件」とは、次のようなものであるという。
- 豊かさは、ゆっくりしていかければならない
- 豊かさは、少し不便でなければならない
- 豊かさは、静かでなければならない
- 豊かさは、ひかえめでなければならない
- 豊かさは、自然と調和していなくてはならない
- 豊かさは、ちょっと懐かしくなければならない
- 豊かさは、個人的でなければならない
どうです。
俺は長尾さんに同感ですけれど、みなさんはどうですか。