死んだらいけない

死んだらいけない

 フォトジャーナリスト・石川文洋さんの「死んだらいけない」(日本経済新聞社)という詩集写真集のような本を読んだ。
 戦場カメラマンとしてベトナム戦争を取材した石川さんが、この本の冒頭で「命が大切なことはだれでも知っていることという。でも、本当に知っているのだろうか」と問いかける。
 最後の方では、「死んだらいけない。たとえいじめられていても、死のうと思っていても。あきらめてはいけない」と呼びかけている。