"pro-life"と"pro-choice"

Brother’s Keeper

 合州国では、「堕胎」(abortion)をめぐって、胎児の生きる権利尊重派(pro-life)と、女性の選択権尊重派(pro-choice)との間で、対立が長く続いている。生命とはいつから始まるものなのかという論争とも関係して、pro-life派は、堕胎は殺人と主張する。
 このpro-lifeとpro-choiceは、少し真面目に英語を学んだ人なら何度も聞いたことがあるはずだ。
ネイビルブラザーズ(Neville Brothers)のBrother's Keeperというアルバムの中のSons and Daughtersという唄の中にも、そうした歌詞がある。
今回、サウスダコタ(South Dakota)州で、pro-life派の主張が認められて、pro-choice派が、抗議している様子がCNNで流れていた。
 インターネットでこの記事をざっと読んでみた。母体保護は例外だが、一般に堕胎したら、5年間の牢獄入りだそうだ。
 pro-choice派は、「強姦」(rape)、「近親相姦」(incest)、「母体保護」(a threat to a woman's health)などの場合の例外を少なくとも認めるべきだと主張している。
テレビでも言っていたが、「度が過ぎる」(too far)ということなのだろう。
http://www.cnn.com/2006/POLITICS/02/24/dakota.abortion.ap/index.html
 さてincestだが、incest is the crime of two members of the same family having sexual intercourse, for example a father and daughter, or a brother and sisterということ。