自民党の赤城農相の事務所費問題

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 自民党の赤城農相の不明朗な事務所経費問題が明るみに出た。
 以下、毎日新聞からの引用。

赤城農相:事務所費問題 自民「またか」の悲鳴 批判の声強める他陣営 /茨城
7月8日11時1分配信 毎日新聞


 自民党赤城徳彦農相(衆院茨城1区)が関係する政治団体赤城徳彦後援会」の不明朗な事務所経費問題が7日明るみに出た。公示を間近に控えた参院選に影響を及ぼすのは必至とみられ、自民党陣営は度重なる不祥事に「またか」と悲鳴を上げる。一方他陣営は、批判の声を強めている。
 同日午後、安倍晋三首相が栃木県での遊説の合間を縫って結城市で演説。参院選茨城選挙区に自民党公認で出馬する長谷川大紋氏を激励した。首相は農相の話に触れなかったが、長谷川氏は報道陣に「何も分からない。でも選挙にはマイナスだろう」と顔をこわばらせていた。
 水戸市の長谷川氏の事務所ではこの日、支援者から批判の声は目立たなかったという。「明日以降は覚悟している。今後どうしていいのか分からない」と事務所幹部は話す。党県連幹部も、久間章生前防衛相の「しょうがない」発言に続く難題に「内閣が持つのか」と不安を漏らす。
 一方、民主党県連の長谷川修平幹事長は「自殺した前農相と同じ事務所費問題。首相の責任は大きい」と批判する。共産党県委員会幹部は「以前から事務所問題は取りざたされてきたが、自民党はやりすごしてきた」と指摘。年金問題などに続く追い風にしたい考えだ。
 また国民新党亀井静香代表代行らが来県し、JR水戸駅前で街頭演説。亀井久興幹事長が「野党から(農相を)罷免すべきだという声が上がっている。任命した安倍首相にも責任がある」と訴えた。【若井耕司、栗本優】

7月8日朝刊