わいろを認めた、それはそうでしょう

 ゴルフ接待はわいろだと、山田洋行室長が認めたそうだ。
 以下は、毎日新聞から。
 

<守屋前次官>ゴルフ接待はわいろ 山田洋行元室長が認める
11月27日12時55分配信 毎日新聞


 防衛専門商社「山田洋行」元役員室長、今治(いまじ)友成容疑者(57)が東京地検特捜部の調べに、守屋武昌前防衛事務次官(63)に対するゴルフ接待について「幅広い権限を持つ事務次官から恩恵を被りたかった」と供述、不正なわいろだったことを全面的に認めたことが、関係者の話で分かった。元専務の宮崎元伸容疑者(69)も、米国子会社の資金1億円余を着服した業務上横領容疑を認めたという。特捜部は、守屋氏を週内にも収賄容疑で事情聴取し、立件する方針を固めている。 

 関係者によると、ゴルフ接待のわいろ性を示唆してきた今治容疑者は、26日になって「事務次官は幅広い権限を持っており、防衛装備品の受注や選定で有利な取り計らいを受けたい趣旨だった」と供述、わいろだったことを明確に認めたという。

 今治容疑者は4月30日、宮崎元専務とともに千葉県内のゴルフ場で守屋夫妻を接待した。元専務が設立した「日本ミライズ」は当時、次期輸送機(CX)エンジンの納入を目指しており、特捜部は、ゴルフ接待がCXエンジン納入などで便宜を図ってもらう趣旨のわいろだったと判断している。

 一方、宮崎元専務は06年9月〜07年1月、山田洋行の米国子会社「ヤマダインターナショナルコーポレーション」から約1億1745万円を不正に引き出して日本に送金し、着服した疑いなどで今月8日に逮捕された。元専務はこれまで「自分にもらう権利のある金だ」などと否認してきたが、拘置期限の28日を前に「違法性の認識があった」と全面的に容疑を認めたという。昨年設立した日本ミライズの運営資金などに充てたとされる。