今日もスキーの練習

amamu2010-12-30

 相棒は昨日一足先に帰ったので、今日も一人でスキーの練習だ。
 スキーは、斜度が高くなると当然恐怖心が出てくるが、その恐怖心に打ち勝つように頭を谷に突っ込まないといけない。恐怖心から顔をのけぞると、いわゆる後傾となり、足が前に進んでしまうから逆に怖い目に会ってしまうどころか転倒してしまう。

 あと、スキーは雪質というのか、同じゲレンデでも、寒さや温度、自然条件によってまるで条件が違ってくるところも面白い。
 面白くなってきて油断していると、思わぬところで転ぶ。それも面白い。技術的な向上心が出てくる。

 今日は、ゲレンデの途中で転んではずれてしまったスキー板がなかなか履けずに困っている男の子がいたので、見知らぬ子だったが、助けるべく途中で止まって話しかけた。見ると、スキー板のビンディングのヒールピースのリリースレバーがスキーブーツを固定する状態に上がっている。これではいくら履こうとしても履けないわけだ。ヒールピースのリリースレバーを下げてあげて、谷に対して平行にスキー板を置いてあげた。その男の子は半べそをかき、あせっているためか、なかなか履けない。帽子は取れ、ゴーグルも雪まみれだったので、帽子とゴーグルの雪を払ってあげた。ようやくスキー板を履けたときは、何度もお礼を言ってくれた。周りに保護者はいないようで、一人で滑っていたその男の子はなかなか独立心があってよい。自分でやるスキーは、道具の管理も含めて、独立心を育てるスポーツになる。
 ところで、スキー初心者の自分は、自分の道具を持つレベルではないが、それでも、レンタルブーツはどうなのだろうか。昨日から借りているブーツは右足のくるぶしの辺りがあたってどうも痛い。その意味で、ブーツは自分のものを持った方がよい気がする。スキー板は、自転車と同様新型モデルが毎年発表となり、そのインプレッションなどもレファランス雑誌には掲載されているようだが、やはり道具もそれなりに違うのだろう。私の場合、揃えるとしても、まずブーツかもしれない。
 昨日と同様、リフト終了時刻の16時30分まで練習をして、ゲレンデのリフト担当の係員にお礼を述べて終わりとした。