6時起床。
6時半に20分間のストレッチ。その後朝食。
午前は、第3ゲレンデで練習。
第3ゲレンデの斜度はそれほどでもない。私のような初級者にとっても練習をするには格好のゲレンデだ。この第3ゲレンデが、「中級コース」となっていることには納得できない。
昼食休憩。
午後の練習。
いくつかの練習後、先生が林間コースにはいったかと思ったら、バイパスを通って、第2エキスパートへ。ここの斜度は怖い。その第2エキスパートを滑らされるのかと思ったら、やはりそれは無謀というもので、斜度のきついところで横滑りの練習をさせられた。
谷足・山足。右足の親指側か小指側か。左足の小指側か親指側か。エッジを意識してと先生に言われるが、横滑りがうまくいかない。初級者にとってはかなりの斜度があるので、スキーの向きによって、勝手にスキー板が前に進んでいく。斜面にたいしてスキー板を直角に置かないと、板が滑りしてしまう。斜度のきついゲレンデでの横滑りの練習で、どっと疲れる。スキーに対するモチベーションも下がる。
午後の練習をようやく終えて、スキーウエアを脱いで、お風呂へ直行。
落ちたモチベーションは、お風呂でなんとか助かった。
スキーは、もう嫌だという気持ちと、もう一度挑戦したいという気持ちが交代するスポーツだ。
スキーブーツを履くときの、これからやるぞという高揚感と併せ持つ倦怠感。
そして、練習を終えて、スキーブーツを脱ぐ時の解放感。
またスキー場のある山と自宅のある平地との交代。そうした繰り返しといえるのかもしれない。
今日の午後、斜度のきつい第2エキスパートで横滑りがうまくできず、モチベーションがかなり下がったことはすでに書いたが、17時15分に、ストレッチに行く。その後、夕食。同室者の上級者と一緒に食事をしながらの交流で、かなり下がったモチベーションも、同室の上級者の前向きの言葉で切り替えができた。
スキー合宿で出会うスキーヤーたちは、人生経験の豊富な面白い人たちばかりで、こうした出会いもスキー合宿の楽しみである。