巨大建築

amamu2012-04-16

 昨日の新聞だが、The Asahi Shimbun Globeに「巨大建築」の特集があった。
 地震予測に関心が高まる昨今に巨大建築は時代の最先端なのか、時代遅れなのか。おそらくこれからますます「高層嫌い」になる傾向は強まるのではないか。個人的意見としては強まってほしいと願っているところもある。
 個人的経験として、1980年代初頭、アメリカ合州国周遊中にシカゴを訪れ、当時世界一のシアーズタワーや、ニューヨークではエンパイアステイトビルディングにも登ったこともある。
 巨大建築は、富の象徴。現在では資本の集中的表現なのだろう。
 現在、世界で一番高いのは、2010年のドバイにあるブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa)だそうだ。
 2番目が2004年の台北にある台北101。これは私も訪れ登ったことがある。
 3番目は、中国は上海の上海環球金融中心
 香港、マレーシア、中国と続き、8番目にアメリカ合州国のウィリスタワーが初めて登場。私が訪問したときのシアーズタワーは名称が変わっていた。これは私も登ったことがある。私が登ったことがあるエンパイアステートビルディング(1931年)381mは、18位だった。
 やはり巨大建築は世界の経済変化を反映していること、そしてある種の大国主義やナショナリズムの表現であることは間違いのないところなのだろう。



1.ブルジュ・ハリファ(UAE) 828m
2.台北101(台湾)508m
3.上海環球金融中心(中国)492m
4.環球貿易広場(香港)484m
5.ペトロナスタワー1(マレーシア)452m
5.ペトロナスタワー2(マレーシア)452m
7.紫峰タワー(中国)450m
8.ウィリスタワー(米国)442.1m
9.京基100(中国)441.8m
10.広州国際金融中心(中国)439m