「天才監督 木下惠介」を以前大変面白く読んだことがある。
「新編天才監督木下惠介」が本屋に積まれていたので、これを買い求めて読んでみた。
大変厚い本だが、二日間で一気に読んで、これが大変面白かった。
「二十四の瞳」「楢山節考」「笛吹川」の箇所では、涙腺もゆるんだ。
けれども、あらためて木下惠介の作品全49作のほとんどの作品を観ていないことに気づく。
残念なことに、デビュー作の「花咲く港」「お嬢さん乾杯」「破れ太鼓」「カルメン純情す」「香華」、等々、全く観たことがない。
これを機会に鑑賞したいと思う。