以下、朝日新聞デジタル版(2016年4月21日17時49分)から。
熊本県などの一連の地震で、14日以降に起きた震度1以上の地震の回数は21日、770回を超え、熊本地方のマグニチュード(M)3・5以上は同日午後1時半現在で200回に達した。20日以降震度5弱以上の地震は観測されていないが、気象庁は今後の見通しについて「収まったように見えるかもしれないが、活発な状況は続いている」と警戒を呼びかけている。
一方、21日の被災地は雨に見舞われ、益城(ましき)町では1時間で19・5ミリの降水量を記録。南阿蘇村は午前6時ごろから午後4時すぎまでに100ミリ以上、熊本市では午前5時ごろから70ミリ以上を観測した。同庁は「地盤が緩んだ場所で土砂災害に注意してほしい」と呼びかけている。