以下、毎日新聞デジタル版(2017年6月22日 16時33分(最終更新 6月22日 21時53分))より。
秘書への暴力を週刊誌報道
自民党の豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=は22日、週刊誌報道で政策秘書(当時)への暴行が発覚したことを受け、「党に迷惑をかけた」などとして党に離党届を提出した。党本部は受理する方針だ。
22日発売の週刊新潮によると、豊田氏は5月、男性政策秘書を殴るなどして打撲などのけがをさせた。豊田氏が同秘書に浴びせた「死ねば。生きる価値がない」などとの暴言を録音したテープの存在も明らかにしている。
党幹部によると、豊田氏は事実関係を認めているという。党幹部らは22日、断続的に対応を協議した。録音テープが繰り返しテレビ番組などで流されれば、党のイメージダウンは避けられないと判断。豊田氏に離党を促すことを決め、党幹部が本人に連絡を取った。
豊田氏は当選2回。自民党から新人議員が多く誕生した2012年衆院選で初当選。当選2回の自民党議員には不祥事が続いており、15年には武藤貴也氏が未公開株を巡る金銭トラブルで離党。16年には宮崎謙介氏が女性問題で議員辞職、今年4月には同じく女性問題で中川俊直氏が離党した。【村尾哲】