「自民離党の白須賀衆院議員、地元千葉では「トラブルメーカー」「離党ではなく辞任を」」

以下、東京新聞(2021年02月17日 19時28分)より。

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 自民党白須賀貴樹衆院議員(千葉13区)が緊急事態宣言中の夜間に女性と東京都内の高級ラウンジを訪れたことが判明し、離党と次期衆院選への出馬を断念したことを受け、自民千葉県連関係者からは、千葉県知事選(3月4日告示、21日投開票)への影響を懸念する声が相次いだ。(中谷秀樹、山口登史)

 知事選を巡っては、自民党は本部推薦候補の擁立を予定。ある自民党県議は「告示まで1カ月切っているのに、水を差してくれた。離党ではなく辞任を」と怒りを示した。
 白須賀氏を巡っては、公設秘書が2019年に当て逃げ事故を起こし、道交法違反(事故不申告)罪で略式命令を受けた。また同年の県議選で公設秘書ら4人がポスターをはがしたとして器物損壊容疑で書類送検された。自身もカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の汚職事件で事務所が家宅捜索を受けており、地元では「トラブルメーカー」(県連関係者)と目されていた。
 県連会長の渡辺博道衆院議員は「(同様の不祥事で国会議員)3人の離党があった後にこんな事態が続き本当にショック。知事選に影響がないようにしたい」と語った。次期衆院選の13区の候補者も「ゼロベースで検討することになる」という。