「慰安婦記述の教科書 採択中学へ抗議 波紋」

amamu2017-08-19


 すでにこのブログでも触れたが、中学校の教科書採択問題を朝日新聞が報じた。

 朝日新聞の取材によれば、灘中の校長先生は、「議員からは問い合わせがあっただけで、関係は良好だ。現在ははがきでの抗議も沈静化している。静観してほしい」と話されているという。
 教育法を専門とする立正大学名誉教授によれば、「そもそも「学び舎」の教科書は文部科学省の検定に合格しており、どの検定済み教科書を選ぶかは私学の場合、学校の自由だ」と、今回の行為が「教育基本法が禁じる「不当な支配」にあたる可能性がある」とコメントしている。

 以下、朝日新聞デジタル版(2017年8月18日17時44分)から。

 難関進学校とされる私立灘中学校(神戸市)の和田孫博校長が約1年前に書いた文章が、いまネット上で広がっている。灘中が新規参入の出版社「学び舎(しゃ)」の歴史教科書を採択したことに対して、自民党議員から問い合わせを受けたり、抗議のはがきが数百枚届いたりし、和田校長が「政治的圧力だと感じざるを得ない」などと記したものだ。文章の背景には何があったのか。

 (後略)

 毎日新聞は、すでに社説で、この問題を取り上げている。