「野党共闘、1人区10勝 新顔が自民に勝利、相次ぐ」

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以下、朝日新聞デジタル版(2019年7月22日07時30分)から。

 安倍晋三首相主導の憲法改正に反対する立憲民主、国民民主など野党4党は、「改憲勢力」による3分の2の議席確保を阻止した。「野党統一候補」を擁立して臨んだ全国32の1人区でも、新顔が自民現職に競り勝つ選挙区が相次ぎ、3年前(11勝)に迫る10議席を獲得。一本化の効果を示した。

 「限界があるかと思っていたが、予想に反して良い戦いをした所が多い。前回に近い数字がとれたというのは、野党共闘が前進したということだ」。立憲の枝野幸男代表は21日深夜の記者会見で強調した。

 立憲、国民、共産、社民の4野党は、全国に32ある改選数1の「1人区」で候補者を一本化した。野党側が11勝した3年前と同様の対応で、立憲の福山哲郎幹事長は「11議席以上は最低条件」と位置づけてきた。この水準にほぼ達した。

(後略)