以下、朝日新聞デジタル版(2020/12/26 6:00)から。
安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に開催した夕食会の費用をめぐる問題で、25日に衆参両院で行われた議院運営委員会。安倍氏自らが「説明したい」と申し出ての実施だったが、詳細を語る場面はなく、「秘書任せ」「他人任せ」の姿勢に終始した。議員辞職の要求には、「信頼回復に努めたい」と繰り返した。
「安倍晋三後援会は代表である地元の第1秘書、ほかの政治団体もそれぞれの会計責任者に任せ、ずっと間違いがなかったわけでございます」。安倍氏は、最初の質問者だった自民の丹羽秀樹衆院議員の問いに、秘書への「全面的な信頼」を口にした。
その秘書について、「業務上横領で告訴するんでしょうね」とただしたのは立憲の黒岩宇洋衆院議員だ。
(後略)
(北沢拓也 保坂知晃)